レーザーカッター・レーザー加工機選びの無料相談を受け付けているコムネットのメンテナンスグループの池内です。

せっかくレーザー加工機をお手入れ(清掃)したのに、逆に不具合が発生した経験はございませんか?
今回は、お手入れ後に不具合が発生した場合の確認するポイント(防塵レンズ・周辺機器編)をご紹介します。

※GCC社製レーザー加工機の確認方法になります。
SEI社製のレーザー加工機の確認方法については、カスタマーサポートセンターまでお問い合わせください。


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レーザーヘッド横の防塵レンズの汚れ

清掃時に、レーザーヘッド側面に取り付けられている防塵レンズに触れると、防塵レンズに指紋が付着して加工品質が悪化することがあります。
防塵レンズの清掃方法とレーザーヘッドの取り扱い方をご確認ください。

防塵レンズの清掃方法

レーザーヘッドの側面にある防塵レンズが汚れていると、レーザーのパワーが落ちてしまいます。加工中に発生した塵やヤニ、指紋で汚れている場合があるので、清掃しましょう。
綿棒にクリーナー液を浸透させて、表面に付着している汚れを取り除いてください。

防塵レンズの清掃方法|お手入れ後に不具合が発生したら?防塵レンズ・周辺機器編【GCC製レーザー加工機】|レーザーメンテナンス講座

※クリーナー液で清掃した後は、必ず渇いた綿棒で水分を拭き取ってください。
水分が残った状態でレーザーを照射させると、劣化の原因につながります。

※機種によっては防塵レンズが付いていない機械がございます。

レーザーヘッドの取り扱い方

レーザーヘッドを動かす際、ついつい防塵レンズに触れてしまい、防塵レンズに指紋が付着することがあります。
防塵レンズに触れないように意識しながら、レーザーヘッドを持つようにしましょう。

レーザーヘッドの取り扱い方|お手入れ後に不具合が発生したら?防塵レンズ・周辺機器編【GCC製レーザー加工機】|レーザーメンテナンス講座

レーザー加工機に周辺機器が接触している

レーザー加工機に集塵機やコンプレッサーが接触していると、その振動が伝わって、加工品質に影響を及ぼします。
設置場所をレーザー加工機から少し離してあげるだけで症状がおさまるので試してみてください。

レーザー加工機に周辺機器が接触している例|お手入れ後に不具合が発生したら?防塵レンズ・周辺機器編【GCC製レーザー加工機】|レーザーメンテナンス講座

※他に振動の大きな機械があったり、床の構造によっては接触していなくても振動が伝わる場合があります。

周辺機器が接触している時の加工品質への影響

  • カットがガタガタになる
  • カット断面がガタガタになる
  • 彫刻がブレる

周辺機器が接触している時の加工品質への影響|お手入れ後に不具合が発生したら?防塵レンズ・周辺機器編【GCC製レーザー加工機】|レーザーメンテナンス講座


以上、レーザー加工機をお手入れした後に不具合が発生した場合の確認するポイント(防塵レンズ・周辺機器編)について解説しました。
ご不明な点ございましたら、お気軽にカスタマーサポートセンターまでお問い合わせください。

レーザー加工機、レーザーカッターのサポートついてのご質問はこちら

会報誌「コムネットニュースレター vol.74」をブログ記事にしてお届けしています

※このブログ記事は、2023年1月にお客様に紙面でお届けした会報誌「コムネットニュースレター」vol.74に収録しているコンテンツをデジタル化してバックナンバーとして掲載しております。

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