レーザーカッター・レーザー加工機選びの無料相談を受け付けているコムネットです。
レーザー加工機・レーザーカッターの導入によって、さまざまなコスト削減が見込めます。
この記事では、コスト削減やコストダウンに課題を感じられている方に向けて、レーザー加工機の導入によって削減できるコストについて解説します。実際にコスト削減につながったお客様の事例も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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目次
レーザー加工機・レーザーカッターの導入で削減できるコスト
レーザー加工機・レーザーカッターを導入することで、下記のようなコスト削減が見込めます。
それぞれ詳しく解説していきましょう。
- 外注費(内製化)
- 人件費(省人化)
- 材料費(材料のロスを軽減)
- 時間
- 刃型・抜き型のコスト
外注費(内製化)
加工業務を外注されている方は、レーザー加工機を導入して内製化することで、外注費用を削減できます。
内製化には、「加工業者さんとのやり取り(試作、データ、納期、見積など)が不要になる」「自社で納期調整ができる」といったメリットもあります。
レーザー加工機を導入して、すべての加工業務を内製化する必要はありません。
メインで行っている加工ができるスペックのレーザー加工機を導入して、ときどき発生する加工については引き続き加工業者さんにお願いするという形がおすすめです。
人件費(省人化)
レーザー加工へ移行して「省人化」が図られると、人件費の削減が見込めます。
たとえば、手作業で数名がかりで行っていた材料のカット作業が、レーザー加工機の導入によって、機械を操作するひとりで十分になれば、加工業務にかかる人件費を大幅に削減できます。
工作機械の操作となると、「専門的な知識や熟練した技術が必要」だと思われがちですが、レーザー加工機は他の工作機械に比べて使いやすいのが特徴です。
パートの方でも操作できるものもあるので、導入しやすい工作機械と言えます。
材料費(材料のロスを軽減)
レーザー加工機の導入によって、材料費の削減が見込めます。
材料をより有効に活用できるようになり、製品あたりに使う材料が少なくなるためです。
歩留まり率の改善
レーザー加工は、レーザー光線で材料に直接接触しない非接触加工です。
材料の固定が最小限で済むため、材料を傷つけにくく、ロスを抑えて加工できます。
板材1枚における加工できる範囲が広くとれるため、歩留まり率の改善につながり、コスト削減が見込めます。
歩留まり率とは、材料や素材に対して、実際につくられる製品の割合を指します。
たとえば、100個分の材料や素材を加工して、製品が90個つくられたとすると、歩留まり率は90%になります。その反面、10%は材料をロスしたことになります。
歩留まり率の改善は、材料のロスを減らすことになるため、コスト削減につながります。
良品率の改善
レーザー加工は、デジタルデータをもとに加工するため、加工品質にブレが少なく安定しています。
また、刃物のような摩耗がないので、加工を繰り返すことで切れ味が悪くなることもありません。
(まったく消耗しないわけではありません。一定の使用時間を超えるとレーザーの出力が落ちていくため、レーザーを生成する「発振管」という部品の交換が必要になります。)
安定した加工品質は良品率の改善につながり、コスト削減が見込めます。
良品率とは、前述の歩留まり率からさらに絞り込んだ値で、つくられた製品のうち、実際に商品として出せる良品の割合です。
たとえば、100個分の材料や素材を加工して、製品が90個つくられて、そのうち72個が商品として出されたとすると、歩留まり率は90%で、良品率は80%となります。
歩留まり率と同様に、良品率の改善は材料のロスを抑えられるため、コスト削減につながります。
残資材・端材の活用
これまで捨てていた残資材・端材を有効活用して利益にすることで、材料費の削減が見込めます。
レーザー加工機は、この残資材・端材の活用に適した工作機械です。
刃物や型を使わない非接触加工なので、端材のような少量の加工を得意としているためです。
たとえば、下記の記事でご紹介している永野家具工業様の場合、家具の製造工程で発生する端材を、グッズ製作で活用しています。
そのまま焼却処分されていた端材が、レーザー加工機の導入によってプラモデルなどのグッズとして有効活用されています。
時間
レーザー加工機の導入によって、加工時間の短縮や作業工程がなくなると、大きな時間短縮になります。
時間短縮はあらゆるコストを軽減させる効果があります。
同じ時間に対して生産数が増えれば、売上と利益が拡大します。
また、加工に費やしていた時間を新商品開発や試作など、重要度の高い業務にあてられるといったメリットもあります。
刃型・抜き型のコスト
刃型・抜き型で材料のカットや穴あけを行っている方には、ぜひレーザー加工の導入をおすすめします。
レーザー加工は刃型にかかるコストが大幅に削減できるからです。
量産する場合には抜き型の方が生産性が高いですが、とくに少量多品種(小ロット多品種)が求められる場合では、レーザー加工の方がコストを抑えて生産できます。ぜひご検討ください。
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刃型の製作コスト
試作、調整、本生産ごとに製作が必要な型は、レーザー加工では必要ありません。
加工データと機械の調整だけで済むので、型の製作コストが削減できます。 -
刃型の管理コスト
加工業務に比例して型の保管場所や管理コストが増加します。
レーザー加工はデータ(加工用データと出力値)だけ保管しておけば大丈夫です。 -
刃型のランニングコスト
刃型は摩耗するので定期的に調整や交換が必要です。
摩耗しないレーザー光線はランニングコストを大幅に削減できます。
(まったく消耗しないわけではありません。一定の使用時間を超えるとレーザーの出力が落ちていくため、レーザーを生成する「発振管」という部品の交換が必要になります。)
レーザー加工の導入によって削減できる刃型のコスト
コムネットでは、刃型・抜き型の加工が用いられている紙・フィルムの加工に特化したレーザー加工機も取り扱っているので、ぜひ参考にしてください。
レーザー加工機を導入してコスト削減につながった事例
ここからは、実際にレーザー加工機をご導入いただいたお客様の中から、コスト削減につながった事例を紹介します。
家具の製造過程で発生する端材を活用した商品開発。永野家具工業様
革の焼き印の型を内製化。型の製作費カット、納期短縮。Soul Leather 革魂様
加工業務の内製化でコストの削減と短納期での対応が可能に。舞台美学様
アクリルの切断工程で50%のコスト削減。エド写真工芸社様
加工業者への発送工程がなくなり、納期短縮と運賃もコストカット。
コスト削減につながるレーザー加工機をご提案します
「コスト削減」というテーマに沿って、レーザー加工機を解説しました。
具体的にレーザー加工機の導入を検討したい方、ほかにもコストを削減した事例を聞いてみたいという方は、ぜひレーザーカッター選びの無料相談にお申し込みください。日本国内で業務用レーザーカッターを20年以上販売してきた実績を活かし、あなたに最適なレーザーカッターをご提案させていただきます。
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レーザー加工機・レーザーカッターが解決できる課題
レーザー加工機・レーザーカッターでどのような課題を解決できるのか? それぞれテーマに絞って解説しています。
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