第2営業グループの松井です。
今回は、GCC LaserProシリーズのレーザーカッターに搭載されている、意外と忘れがちな機能のひとつ、「Position mode」「Relative」についてご紹介したいと思います。

好きな位置から加工をスタートできる便利な機能

新しい素材をレーザー加工する際、素材に対しての適切な出力値(パラーメータ)を算出する為に、まずテスト加工を行うと思います。
そんな時、できれば不要な端材であったり、なるべく素材の端の方を使いたいですよね。
実は、コーレルドローやイラストレーター上でデータをいちいち盤面の位置に変更しなくても簡単に位置を合わせる方法があります。

設定方法は簡単です。

コーレルドローまたはイラストレーターの印刷設定画面を開いて、出力スピードとパワーを設定する[環境設定]をクリックします。
そこで出てくるタブの[Advanced]をクリックします。

その後、[Position mode]の項目が[Home]に設定されていますので、[Relative]に変更します。
設定は以上です。あとはレーザーを出力するだけ!

[Position mode]の項目が[Home]の場合は、データ上と機械本体盤面の位置が同じですが、[Relative]に設定を変更すると、レーザーヘッドの真下がワークサイズの原点になります。
ソフト上で原点に近い位置にデータを配置し、あとはヘッドを動かすだけで自由に加工位置を決めることができます。

好きな位置からレーザー加工をスタートできる便利機能(GCC LaserProシリーズ)

※使用している機種、ドライバーによって表示が異なる場合がございます。

以上、加工のスタート位置に関する便利機能のご紹介でした。
他にも「もっと便利なやり方がないかなぁ」「この操作が面倒なんだよなぁ」など、気になることがございましたら、ぜひお気軽にお声がけください!

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