第2営業グループの加藤です。
レーザー加工機・レーザーカッターの加工データを作成・編集する時に広く使用されているグラフィックソフト「CorelDRAW(コーレルドロー)」の便利な使い方をご紹介します。
不要なデータを簡単に削除する方法(仮想セグメントの削除)
CorelDRAW(コーレルドロー)で、カットデータを作成・編集する時に、ラインの中間部分を削除したり、データの一部分を削除したい時に便利な機能です。
2つの活用例をご紹介しましょう。
はみ出したライン・図形の一部を削除する。
下図の赤丸部分のラインを削除したい場合
1.「仮想セグメントの削除」ツールを選択します。
2.削除したいラインをドラッグで囲むように選択します。
この時、ラインが交差している部分を選択しないように注意してください。
3.ドラッグしてマウスを離すと、選択したラインが自動的に削除されます。
ラインの中間部分を削除する。
次は、下図のようなラインデータの中間部分を削除する場合
1.削除したい部分に仮のラインデータを作成します。
※「仮想セグメントの削除」ツールは、交差する点を基準に削除するため、交差する点を作成するために仮のデータを作成します。
2.「仮想セグメントの削除」ツールを選択し、削除したい部分を選択します。
3.仮で作成したデータによってできた2つの交差点の間で、データが削除されます。
以上、単純なラインの削除であれば、「整形ツール」を使用しても同様の編集は行なえますが、「整形ツール」より直感的に操作できるので、「ざっくりと消したい」と言った場合は、「仮想セグメントの削除」ツールを使用してみてはいかがでしょうか?
CorelDRAW(コーレルドロー)の便利な機能のご紹介でした。
ほかにもCorelDRAW(コーレルドロー)の操作方法で分からない点がございましたら、お気軽にお問い合わせください!
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