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アクリル板は、製造方法の異なる「キャスト板」と「押し出し板」の2種類に分けられ、それぞれレーザー加工した時の仕上がりが異なります。
このページでは、それぞれをレーザー彫刻加工した際の仕上がりの違いを解説します。
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キャスト板と押し出し板の彫刻加工の仕上がりの違い
アクリルはキャスト板と押し出し板の2種類に分けられます。
簡単に違いを説明すると、押し出し板の方が熱で加工すると溶けやすく柔らかい性質を持ち、キャスト板は熱に強く硬度があります。
この2種類のアクリルをレーザーで彫刻すると下の写真のようになります。
左のキャスト板は白くハッキリと仕上がり、右の押し出し板では、ガラスが溶けたように透明に仕上がります。
キャスト板はレーザーの焦点を3mm程度外して彫刻加工すると、押し出し板に彫刻加工した時のように、透明に加工することができます。
中央がキャスト板を焦点を外して加工したものです。見比べてみると、左のキャスト板と右の押し出し板の中間くらいの透明度になります。
焦点をぼかして加工しているので、精細な文字彫刻には適していませんが、どうしてもキャスト板で透明に彫刻加工したい時には重宝します。
アクリルのパーテーションなどを作成する際は、彫刻加工を施して、1ランク上の価値をつけてみませんか?
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