レーザーカッター・レーザー加工機の無料コンサルティングを行っているコムネットの第3営業部の橋阪です。
残暑が厳しく、汗っかきの私にはまだまだ辛い時期が続いておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか??

さて、今回は「こんなところにレーザー加工機!?」ということで、レーザー加工と匠の技が融合したご当地ならではの活用事例をご紹介いたします。

まずは第1弾ということでご紹介するのは、私の担当地域である北陸地域(福井県/石川県/富山県)です!
北陸地域では日本の中でトップシェアを誇る産業や業種がたくさんありますが、他地域ではあまり見られない地域特有のものにレーザー加工が利用されています。レーザー製品がどのように活用されているのか?ご導入後の効果などもご紹介しています。

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レーザー加工機・レーザーカッターの基本を知りたい方は、レーザー入門ガイドをご覧ください。
レーザーでできること、加工できる素材、導入されている業界などを体系立ててご紹介しています。

Vol.1:福井県 「眼鏡の材料をカット・メーカー名の彫刻」

福井県の鯖江市は国内シェアがトップの眼鏡産地となっています。
また、世界的に見てもイタリア、中国と並び、世界3大産地になります。
さて、そんな眼鏡の産地ではレーザー加工機はどのように活用されているのでしょうか??

北陸地方産業レーザー活用事例:福井県「眼鏡の材料をカット・メーカー名の彫刻」

1.アセテート(眼鏡のフレーム生地)を眼鏡の形にレーザーカット

眼鏡の製作工程のひとつ、「粗切り」の過程でレーザーカッターを使用します。

通常は、糸のこやルーターなどの刃物系機械で、切り抜き加工を行います。
レーザーカッターをご導入されたことで圧倒的な早さで加工が可能になり、面付けの隙間を最小限に加工ができるので、「加工効率が格段にあがった」とお声をいただいております。

2.眼鏡のフレームへロゴマークをレーザー彫刻

眼鏡のデザインのひとつにもなる、眼鏡フレームへのメーカー名の彫刻などに使用されます。

眼鏡は日常使いするものなので、メーカ名を印刷しただけでは消えてしまうことが多いことから、レーザーカッターでメーカー名を刻印し、削れた部分に色を入れて簡単に消えないようにされています。
また、サングラス用のレンズへレーザー加工することもあります。

3.眼鏡の端材を有効活用して小物作成

「粗切り」をしたアセテート(眼鏡のフレーム生地)の端材を切り抜き加工しています。

切り抜いた材料からアクセサリーやキーホルダーなどの小物を製作されています。
磨きをかけた様々な色合いのアセテートは、小物類にも向いている材質で、グッズ・ノベルティへと制作の幅が広がりました。

北陸産業のレーザー加工機活用事例:福井県鯖江市の眼鏡産業で小物・グッズ製作にレーザーカッターを活用

福井県の眼鏡産業で導入されたレーザー加工機 SEIシリーズ MERCURY 609

レーザー加工機 SEIシリーズ MERCURY 609

大型なので広いワークエリアで大量生産向き!
SEIシリーズ MERCURY 609

以上、福井県の眼鏡産業へ導入されたレーザー加工事例の紹介でした。
ちなみにイタリアでは、大型レーザー加工機が導入され、大量生産の眼鏡を加工する現場で活躍しております。


Vol.2:石川県 「金沢金箔のカット・切り抜き・彫刻」

金沢市といったら何といっても金箔!!が有名です。
CO2レーザーカッターでは金属がカットできないというのが知られておりますが、なんと!金箔はカットが可能なんです!!

金は他の銀や銅等と比べると柔らかいという特徴があります。
分厚い金は難しいですが、金箔は比較的簡単に加工が可能です。

金箔の切り文字を使用してお椀に入れたり、他の材料とあわせた金箔を彫刻加工したりと、伝統工芸とのコラボレーションをうまくなさています。

ただし、加工は少し難しい部分がありますので、試される方は十分気をつけて行ってください。

北陸産業のレーザー加工機活用事例:石川県 金沢金箔産業金箔をレーザーカットし、切り文字としてお椀に使用する

石川県の金沢金箔産業で導入されたレーザーカッター GCCシリーズ C180Ⅱ

レーザー加工機 GCCシリーズ C180Ⅱ

GCCシリーズ累計販売台数No.1
小型・卓上レーザーカッター・A3サイズの加工エリア
GCCシリーズ C180Ⅱ


Vol.3:富山県 「記念品バットへ名入れ・ロゴマークの彫刻」

富山県南砺市は野球用バットの生産地として知られています。
職人が製作したバットはプロ野球選手にも愛用されています。

野球バット産業で、主にレーザー加工機が活躍しているのは記念バットへの名入れやロゴマークのレーザー彫刻ロット番号のレーザー刻印などの加工作業です。

記念バットは学校の卒業記念や引退記念でチームメイトの名前を彫刻し、記念品として贈呈されます。
本物のバットへの彫刻ですので高級感があり、大変喜ばれるそうです。

北陸産業のレーザー加工機活用事例:富山県南砺市の野球バット生産で記念バットの名入れにレーザー彫刻加工

野球バットの加工では、円柱のものへの加工となるため、オプションのロータリーアタッチメントの使用が主となってきます。
また、長さがワークエリアよりも大きくなることがありますのでレーザー加工機自体を特注での対応となる場合があります。

北陸産業のレーザー加工機活用事例:富山県南砺市の野球バット産業の現場で、バットにロット番号・名前・ロゴマークをレーザー彫刻する加工

富山県の野球バット産業で導入されたレーザーカッター GCCシリーズ SPIRIT

レーザー加工機 GCCシリーズ SPIRIT (CCDカメラオプション)

オプションをつけることで、より長尺な材料も加工できるレーザーカッター
GCCシリーズ SPIRIT

以上、北陸地域の活用事例でした!!
いかがでしたでしょうか??
レーザー加工機は活躍する業種をあまり選ばないというところがおもしろいですね。
このようにレーザー加工機ご購入をお考えの方や、加工でお悩みの方へヒントとなる情報を第2弾、第3弾とUPしていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
レーザー製品の詳細が気になる方は、ぜひ下記からお問い合わせいただければと思います!

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