レーザーカッター・レーザー加工機選びの無料相談を受け付けているコムネットの営業グループの磯野です。
レーザーカッター GCC LaserProシリーズ SPIRIT GLSを導入いただいている、塗り工房ふじいの代表 藤井様へインタビューしてきました。
レーザー加工機を導入したきっかけ、用途、導入してよかった点などを教えていただきました。
レーザーカッター・レーザー加工機の使い方や選び方をプロに聞きたい方へ。
あなたに最適なレーザーカッター選びを無料でお手伝いします。
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目次
弊社のレーザー加工機を購入したきっかけは?
紀州黒江(和歌山県)で400年以上の歴史をもつ伝統工芸「紀州漆器」の4代目として漆器業を営んでおり、漆塗りの技法をインテリア(家具・建具)にも広げようと思い、「塗り工房 ふじい」を設立しました。
その後、漆とガラスを独自の技術で組み合わせた「GLASS JAPAN」を開発し、これまで不向きとされていた漆塗りを洋食器の分野へ展開してきました。
この漆塗りガラスにさらなる付加価値を加えるために、新たな表現が必要だと探していたところ、レーザー加工機を見つけました。
接触せず加工ができる点、手作業では難しい微細な加工ができる点が漆塗りへの加工に適していると思い、レーザー加工機を導入しました。
漆塗りガラスの食器
レーザー加工機を利用している用途は?
漆塗りガラスの制作工程の中でレーザーを利用しています。
ガラスへ漆を塗った後、箔を貼り付けたり、違う色の塗料を塗る部分だけをレーザーで削り飛ばしています。
細かいデザインでも、絶妙に漆だけをきれいに削り飛ばしてくれるのはレーザーだからこそだと感じています。
レーザー加工機を導入してよかった点は?
私たち独自の技術「完全密着の塗り」を最大限に活かした、漆塗りガラスの新たなスタイルを築く大きな手助けになっています。
さらに、金蒔絵(※)の新しい表現の構築にも広がっています。
今までできなかった細かな作業もレーザーのおかげでスピーディーにこなせるようになり、創作意欲が湧いて商品開発にも拍車がかかっています。
※蒔絵(まきえ):漆器の表面に絵や文字などを描き、金属粉や色粉を定着させる技法
ガラスの透明性×漆の豊かな表現力 漆塗りガラス「GLASS JAPAN」
今後のレーザービジネスの展望は?
今後はガラスパネルや建築材にも塗りの技術とレーザーと活かした商品を展開していきたいです。
伝統工芸の新しい形を構築し、日本の伝統工芸を「黒江から世界へ」発信していくために、53歳とパートの挑戦はこれからも続きます!!
お客様プロフィール
- 会社名:塗り工房 ふじい
- 所在地:〒642-0032
和歌山県海南市名高532-4 - TEL:073-483-0323
- 業種:家具塗装・ノベルティ(漆塗りガラス食器)製作
- WEBサイト:http://www.nuri-koubou.com
- 導入機種:
レーザーカッター GCCシリーズ SPIRIT GLS
ご導入いただいているレーザー加工機
レーザーカッター GCCシリーズ SPIRIT GLS
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