レーザーカッター・レーザー加工機選びの無料相談を受け付けているコムネットの営業グループの大澤です。
レーザー加工機 GCCシリーズ C180 IIをご導入いただいている一般社団法人クイチャーパラダイスの代表 仲本光正様へインタビューしてきました。
レーザー加工機を導入したきっかけ、用途、導入してよかった点などを教えていただきました。
レーザーカッター・レーザー加工機の使い方や選び方をプロに聞きたい方へ。
あなたに最適なレーザーカッター選びを無料でお手伝いします。
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目次
レーザー加工機の導入の背景・レーザー導入前に抱えていた課題は?
主な事業内容は、三味線の開発・製造、三味線・三線教室の運営、リサイタル活動です。
1996年10月に、東京の自宅の一室から細々と事業を開始しました。
当時から「三味線の文化を1000年先まで届ける」という決意のもと、新しい試みを続けながら製品開発に努めてきました。
三味線教室の運営もみるみるうちに会員様が増え、同時にリサイタルのオファーも伸び、順風満帆でした。
ここから製品の差別化を図っていくためには、オリジナルブランドの確立が必要だと思い至りましたが、課題が山積みでした。
外注頼みの製品加工は品質、納期ともに課題は大きく梨の礫で、さらに外注先の加工業者が閉鎖することになりました。
オリジナルブランドの確立は遠のくばかりで、二進も三進もいかない日々が続き、路頭に迷うこともありました。
教室内に並ぶ三線
弊社のレーザー加工機を導入するきっかけ・選定ポイントは?
レーザー加工機の導入を検討するようになったきっかけは、当時からお付き合いのあった販売店様からのご提案でした。レーザー加工機を操作した経験はありませんでしたが、外注でレーザー加工の品質を把握していたこともあり、内製化しようと決意しました。
なかでもコムネットさんのレーザー加工機を決めた要因は、サポート体制とデモンストレーションです。
検討していた時期はちょうどコロナ禍で、実機の見学はかなわなかったものの、オンラインでデモンストレーションを実施していただき、十分に感覚を掴めました。
導入して1年が経過しましたが、全く故障がなく安定して運用できています。
導入した当初は条件設定(レーザーのパワーやスピード)が難しかったですが、慣れてくると自然と数値が思い浮かんでくるようになっています。
分からない部分があっても、カスタマーサポートセンターで解決いただけるので安心です。
とくにパソコンを遠隔操作していただくサポートは、実際にお越しいただいているのと遜色がありません。
こちらの状況を把握していただいている分、的確にアドバイスいただけますし、実際に操作しながらご説明いただけるので、とても分かりやすいです。
三味線・三線のパーツへ自社ブランドロゴをレーザー彫刻
レーザー加工機導入後の効果は?
三味線の一部へレーザー彫刻を施しています。
おかげさまで売り上げは前年対比で1.5~2倍になり、会員数もうなぎ登りです。
一点一点、手作業で心を込めて作った三味線に会社のロゴマークを入れることで、より製品への愛着が強くなりました。
外注から内製化に切り替えましたが、製品の品質は変わらず安定しています。
試作品を作ってすぐにお客様へお見せして反応を掴めるようになりましたし、あらゆるニーズに対応できるようになりました。
クイチャーパラダイス様のレーザー加工製品のご紹介
三味線の一部(天神、棹、胴、野)へ名前や会社のロゴマークなどをレーザー彫刻しています。
蛇皮で作ったバチの名入れはとても高級感があり、今後のヒット間違いなしの商品です。
アクリルキーホルダーなどのノベルティ、オリジナルグッズも製作しています。
三味線教室で販売しているグッズでは、バチ・ネームプレートが大人気商品です。
三線の棹に勘所(指を押さえる位置)をレーザー彫刻
三味線・三線教室で販売しているオリジナルグッズ
今後のレーザービジネスの展望は?
三味線は、伝統的な楽器ですが、新しい音楽ジャンルやスタイルにも取り入れられています。
アーティストたちは伝統的な奏法やテクニックを踏まえつつ、新しい表現方法を探求しています。
これにより、三味線の可能性が広がり、新たな音楽の形が生まれています。
また、三味線に使われる紫檀や花梨などの素材は、自然が長い年月をかけて育んだ貴重な天然資源です。
これらを用いて作られた三味線は、自然の姿を音で表現する喜びを共有できる尊いものです。
重要な伝統芸能として認識されている三味線は、多くの人がその美しさと奥深さに触れる機会があります。
三味線の技術や知識が継承され、伝統が守られていくことを願います。
心を込めて作り上げた一点ものの三味線を、より多くの方々に手にとっていただけることが私たちの喜びです。16世紀後半に日本に伝来した三味線を続けていくこと、そして世界初の三味線の楽譜を作ることを目標として、三味線を通じて日本の伝統文化を世界に広め、その独特の音色を次世代に継承していきたいです。
レーザー加工機を導入したことで内製化が可能となり、幅広い需要に対応できるようになりました。
日本国内のみならず、海外からも訪れる方々に三味線を通して日本文化を伝えていきたいと考えています。将来的には2台目の導入も計画しており、より一層の供給体制を整える予定です。
お客様プロフィール
- 会社名:一般社団法人クイチャーパラダイス様
- 所在地:〒171-0031 東京都豊島区目白2-16-22 ロンアイル池袋303
- TEL:03-5396-7878
- 事業内容:三線教室の運営、三味線の製作・修理・メンテナンス、三味線リサイタル
- WEBサイト:一般社団法人クイチャーパラダイス
Twitter:@quipara34score - 導入機種:
レーザー加工機 GCCシリーズ C180 II(30W)
ご導入いただいているレーザー加工機
レーザーカッター GCCシリーズ C180II(30W)
【無料】ギフト・ノベルティグッズ業界のレーザー加工機の導入事例集がダウンロードできます!
ギフト・ノベルティグッズを中心にレーザー加工を活用されている方々へインタビューした導入事例集が無料でダウンロードできます。
レーザーを導入したきっかけ、ご用途、導入してよかった点などをご紹介しています。