レーザーカッター・レーザー加工機選びの無料相談を受け付けているコムネットの宮本です。
レーザー加工機 SEIシリーズ MERCURY、レーザー加工機 SEIシリーズ NRG-Lをご導入いただいている株式会社園田工芸の赤松大史 様へインタビューしてきました。
レーザー加工機を導入したきっかけ、用途、導入してよかった点などを教えていただきました。
レーザーカッター・レーザー加工機の使い方や選び方をプロに聞きたい方へ。
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※この記事は、2015年4月に発行された会報誌「コムネット ニュースレター」で掲載された内容をご紹介しています。
目次
レーザー加工機を導入するきっかけは?
アクリル加工のさらなる効率化を考え、レーザー加工機に興味を持ちました。
アクリルカット後に削りカスが出ず、カット面を磨く必要がない点がいいと思ったからです。
なかでもSEIシリーズ NRG-Lは、20mm厚のアクリル板が切断でき、加工エリアも1,600×1,000mmと広かったので、これまで外注に出していた案件も内製化できると思い、導入しました。
なにより、NRG-Lのアクリルカットの品質が抜群によかったのが、導入に至った一番の理由ですね。
導入機種:レーザー加工機 SEIシリーズ NRG-L 1610(230W)
レーザー加工機の用途は?
主に大判サイズのアクリルの切り文字加工をしています。
レーザー導入後は、ルーター機で加工していた仕事の半数をレーザー加工機で行っています。
とくに、下記の3つがレーザー加工機を導入していいと感じた点ですね。
- 材料を固定する必要がない
- AIデータ(Adobe Illustrator)とDXFデータ(CADデータ)のどちらでも出力できる
- 出力から商品ができるまでが速い
導入する一番の理由になったアクリルカットの品質
融け出した氷のような滑らかな断面から「アイスメルトカット」と呼ばれています。
レーザー加工機導入後の効果は?
ルーターのアクリル切削加工と比べ、3分の1以上の時間短縮になり、受注できる加工の幅が広がりました。
また、レーザーとルーターのそれぞれの長所を組み合わせることで、さらなるカット品質の向上や効率化にもつながっています。
象嵌看板(切り文字など)のサンプル
園田工芸様のレーザー加工機で製作した商品
象嵌看板(切り文字など)を得意としています。
象嵌看板は、街中でもよく見られる、重ねて接着したアクリルをレーザーやルーターでカットした看板です。
アクリル同士を気泡が入らないように接着する技術は、他にも負けない当社イチオシの技術です。
象嵌看板(切り文字など)
重ねて接着したアクリルをレーザーやルーターでカット
今後のレーザービジネスの展望は?
まだレーザーを導入してから1年も経っていないので、まずはレーザー加工の技術習得に励んでいます。
もともとアクリル加工全般を得意としているので、レーザー加工による新しいアクリル加工方法の開発や、製品づくりにつなげたいと考えています。
※この記事は、2015年4月に発行された会報誌「コムネット ニュースレター」で掲載された内容をご紹介しています。2022年には、レーザー加工機 SEIシリーズ MERCURYを増設され、ますますお仕事の幅を広げていらっしゃいます。
お客様プロフィール
- 会社名:株式会社園田工芸
- 所在地:〒561-0845 大阪府豊中市利倉1-16-3
- TEL:06-6868-2697
- FAX:06-6868-2698
- 事業内容:プラスチック加工、樹脂加工
- 導入機種:
レーザー加工機 SEIシリーズ MERCURY 1520(250W)
レーザー加工機 SEIシリーズ NRG-L 1610(230W)
ご導入いただいているレーザー加工機
レーザー加工機 SEIシリーズ MERCURY 1520(250W)
レーザー加工機 SEIシリーズ NRG-L 1610(230W)
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レーザーを導入したきっかけ、ご用途、導入してよかった点などをご紹介しています。