レーザーカッター・レーザー加工機選びの無料相談を受け付けているコムネットの第3営業グループの櫻井です。
レーザーカッター GCCシリーズ SPIRIT GLS(80W)をご導入いただいている東亜成型株式会社の代表取締役 浦竹重行様にインタビューしてきました。
レーザー加工機を導入したきっかけ、用途、導入してよかった点などを教えていただきました。
レーザーカッター・レーザー加工機の使い方や選び方をプロに聞きたい方へ。
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導入事例をまとめて見たいという方は、製造業の課題を「レーザー加工」により解決した14の事例を掲載している製造業でのレーザー活用法14選「ものづくり課題解決ガイド」をご覧ください。
目次
レーザー加工機の導入の背景・レーザー導入前に抱えていた課題は?
弊社は、自動車ウレタンシートの発泡用金型を製作しています。
鋳造時の部品(木材・発泡)を図面を出力して加工しており、時間と手間がかかり大変でした。
直接データから加工できればと思い、レーザー加工を検討しておりました。
鋳造用の金型
鋳造工程
レーザー加工機を導入するきっかけ・選定ポイントは?
現場から「レーザー加工機が欲しい」との声がありましたが、本当に利用価値があるか分かりませんでした。
そこで、コムネットさんが運営しているシェア工房の会員になり、実際にレーザー加工機を操作して検証することにしました。
スタッフの方がとても親切に教えてくれて、レーザー加工は自分が考えていたもの以外に活用方法があると知りました。
製造現場の掲示、看板やキーホルダーといったオリジナル製品など、十分に利用価値があると確信を得られたので、導入を決めました。
代表の浦竹様。Maker’Sの会員となりレーザー加工機の操作感、利用価値を検証されました。
ものづくりシェア工房「Maker’s(メイカーズ)」
レーザー加工機のほか、UVプリンター、CNCルーター、刺繍ミシンといった工作機械を利用できる会員制シェア工房。個人の制作のほか、レーザー加工機の導入前の検証や試作品の製作に利用されています。
ものづくりシェア工房「Maker’s(メイカーズ)」の詳細はこちら
レーザー加工機導入後の効果は?
鋳造の部品製作時間を90%削減でき、納期短縮につながりました。
また、お客様から検査ゲージ(形状や精度を検証する測定器)の製造をご相談いただくことがあり、外注先と比較して、レーザー加工で製作すると1/3の納期で提供でき、喜んでもらっています。
鋳造用の木型も、本来はマシニングで加工するのですが、平面の形状であればレーザー加工でも対応できます。こちらも80%の時間短縮につながっています。
東亜成型株式会社様のレーザー加工製品
鋳造用部品、製品検査ゲージ、鋳造用木型といった主力事業の製造のほか、社内の掲示やノベルティといったものにも活用しています。
社内の掲示やノベルティにもレーザー加工を活用
クラウドファンディングで自社製品を開発
金型の部品加工の目的で導入したレーザー加工機ですが、他のユーザーさんが自社製品を作られているのを見て、自分たちも頑張ろうと思い開発に乗り出しました。
「揚げる・焼く・蒸す・煮る」を一台で同時調理が可能で、会話が生まれる調理器具「Grill Q」です。
大変な世の中ですが、少しでも生活に笑顔が溢れるように…ひとつひとつ手づくりで想いを込めて作ります。
クラウドファンディングで開発費の調達を達成、現在販売準備中です。ぜひ一度ご覧ください!
今後のレーザービジネスの展望は?
鋳造とレーザー加工をどちらも持っているところはあまりないと思います。
とくに小ロットの鋳造品を短納期で提供できるようになるので、新たにサービスを立ち上げたいと考えています。
お客様プロフィール
- 会社名:東亜成型株式会社
- 所在地:〒555-0041 大阪府大阪市西淀川区中島2-11-98
- TEL:06-6474-5688 FAX:06-6474-5690
- 事業内容:自動車ウレタンシートの発泡用金型製作
- WEBサイト:東亜成型株式会社
Facebook:東亜成型株式会社
Facebook:Grill Q - 導入機種:レーザーカッター GCCシリーズ SPIRIT GLS(80W)