レーザーカッター・レーザー加工機選びの無料相談を受け付けているコムネットの第2営業グループの松井です。
レーザー加工機 GCCシリーズ SPIRITをご導入いただいているwood needs UPPER'Z 代表 須田安里 様へインタビューしてきました。
レーザー加工機を導入したきっかけ、用途、導入してよかった点などを教えていただきました。
レーザーカッター・レーザー加工機の使い方や選び方をプロに聞きたい方へ。
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目次
レーザー加工機の導入の背景・レーザー導入前に抱えていた課題は？
8年間続けていた飲食業から、外国人観光客向けのグッズ製作へ事業転換しようと思ったのがきっかけです。国がインバウンドに力を入れていることに加え、東京オリンピックが控えていたためです。
（コロナ禍で状況が大きく変わってしまいましたが…）
空港で販売されている精巧な木札を見て、木材加工に可能性を感じ、木材に絞ったグッズづくりがしたいと思いました。
侍、忍者、芸者のような、海外で人気のある日本文化をなんらかの形で発信できればと考えました。
MDF製の万年カレンダー。外形カット、彫刻加工どちらもレーザー加工で。
弊社のレーザー加工機を導入するきっかけ・選定ポイントは？
グッズ製作事業を始めようとしていた当時は、3Dプリンターが注目を集めている時期でした。
しかし、木材を活用したグッズ製作をしたいと考えていたため、あえて彫ったり削ったりできるレーザー加工機を選択。
アクリル問屋様から紹介してもらって、実機を見ずに即決しました。
MDF製のフォトフレーム。外形カット、彫刻加工どちらもレーザー加工で。
レーザー加工機導入後の効果は？
アイデアやお客様からの要望をすぐにカタチにできるのがいいですね。
加工データ、商流、アイデアなど、何もない状況からのスタートでしたが、お客様からの依頼に応えていくことで、徐々に軌道に乗ってきました。
レーザー加工は扱える素材、できる加工の種類が多いです。
この高い対応力があるから、お客様からのさまざまなニーズにも応えられています。
グッズ製作では卓上型のレーザー加工機でも十分ですが、あえて中型タイプを選択しました。
おかげで家具やウェルカムボードなど、大きな素材の依頼にも対応できています。
ウェルカムボード。文字・装飾をレーザー彫刻加工。
wood needs UPPER'Z様のレーザー加工製品のご紹介
モクスタイル（※）を活用したキーホルダー、フォトフレーム、大きな盤面を利用した木製家具への彫刻です。
現在はSDGS関連の素材を利用した製品に力を入れています。
そのほか、美術館や店舗イベントと協力し、アイドルやスポーツ関連といったコンテンツ性の高いグッズ製作を行っています。
MDF製のピアススタンド
レーザー彫刻加工を施した折りたたみテーブル
※モクスタイルは、木目調シートを両面に貼ったMDF板。
レーザー加工と相性がいいMDFに素材感をプラスしたレーザー加工用商材です。
コムネットが運営するオンラインショップ「CNマート」で販売中。
今後のレーザービジネスの展望は？
東京オリンピックに向けてインバウンド需要が高まるかと思いきや、コロナ禍の影響で観光客が激減しました。導入前に考えていた運用は難しい状況ですが、家具業界や音楽業界とのコラボレーションも検討しています。
近年、多くの企業が「カーボンニュートラル」を掲げるうえで、セルロースナノファイバー（植物由来の繊維物質から作られたバイオマス素材）のような、プラスチックに代わる商品の製造販売に力を入れています。
このような需要にも応えられるように準備していきたいですね。
MDF製のフォトフレーム。外形カット、彫刻加工どちらもレーザー加工で。
お客様プロフィール
- 会社名：wood needs UPPER'Z
- 所在地：〒411-0901 静岡県駿東郡清水町新宿192-1
須田マンション102号 - TEL：055-928-7147
- 事業内容：オリジナルグッズ製造販売
- WEBサイト：
wood needs UPPER'Z オンラインショップ
creema：wood needs UPPER'Z
iichi：wood needs UPPER'Z - 導入機種：
レーザー加工機 GCCシリーズ SPIRIT
ご導入いただいているレーザー加工機
レーザー加工機 GCCシリーズ SPIRIT
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