レーザーカッター・レーザー加工機選びの無料相談を受け付けているコムネットの藤田です。
材料を加工テーブルの上に直接置いてレーザーカットすると、断面に傷がつくことがあります。
これは「レーザーのはねかえり」と呼ばれている現象で、専用の治具を用いることで防げます。
治具が作成できる加工データを無料配布していますので、ぜひご活用ください。
レーザーカッター・レーザー加工機の使い方や選び方をプロに聞きたい方へ。
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レーザーカッター・レーザー加工機の概要や基礎知識を知りたい方は、「レーザーカッター・レーザー加工機でできること」でまとめて学ぶことができます。ぜひ参考にしてください。
目次
「レーザーのはねかえり」 とは? 防ぐ方法は?
「レーザーのはねかえり」とは、材料を貫通したレーザーがテーブルにはね返って、材料の裏側に当たることで起こる現象です。
「レーザーのはねかえり」を防ぐには、材料を加工テーブルから浮かした状態で加工することが有効です。
レーザーのはねかえりによって傷がついたアクリルの断面
加工テーブルの上に材料を直接置くと、はね返ったレーザーが傷の原因に
材料を加工テーブルから浮かすことではね返りによる傷を防げます
レーザーのはねかえりを防ぐ専用治具「キノコ」
専用の治具は、材料と加工テーブルの間に空間をつくるテーブルの脚のようなもので、いくつか加工テーブルに差し込んで、その上に材料を置いて使用します。
その形状から「キノコ」と呼ばれています。
レーザーのはねかえりを防ぐだけではなく、加工中に発生する煙の付着を防ぐ効果もあるので、「レーザーカットには必須」と言ってもよいほど、多くのユーザーさまが使用されています。
加工テーブルのすき間に治具を差し込んで使用します
治具を使用した時のアクリルの断面
【無料】専用治具「キノコ」が作成できる加工データを配布します
レーザーのはねかえりを防ぐ専用治具「キノコ」は、アクリル板をレーザーカットするだけで簡単に作成できます。
加工用データを下記からダウンロードいただけますので、ぜひご活用ください。
操作方法、作成方法についてご不明な点がございましたら、下記までお問い合わせください。