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レーザーカッター・レーザー加工機選びの無料相談を受け付けているコムネットのプロダクトサポートグループの藤田です。
木材をレーザーカットする際のお悩みのひとつが「材料表面への煙の付着」です。
一般的な対策は「事前にマスキングテープを貼る」ですが、細かい加工の場合、テープを剥がすのに時間がかかるというデメリットがあります。
そこで今回は、貼るのも剥がすのも簡単な新手法「水張り」をご紹介します。
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目次
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水張りで用意するもの
水張りを行うには、下記の4つを用意してください。
- 霧吹き
- トレー
- 刷毛(ハケ)
- コピー用紙
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水張りの手順
水張りの手順をご紹介していきます。
1.木材を濡らす
トレーの上に木材を置き、表面を霧吹きで濡らします。
2.木材に紙を置き、濡らす
コピー用紙を木材の上に置き、さらに霧吹きで紙を濡らします。
3.表面をならす
ハケで表面をならします。
材料と紙の間に空気が入らないようにならしましょう。
4.レーザー加工
通常の出力でレーザー加工を行います。
加工時間が長くなると紙が乾燥してはがれてしまうので、3分以内を目安にしましょう。
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レーザー加工の仕上がりを比較
事前にマスキングテープを貼った場合と、水張りを行った場合のレーザー加工の仕上がりを比較してみました。
マスキングテープを貼ってレーザー加工した時の仕上がり
線が細いとテープがちぎれて、はがしにくい時があります。
水張りをしてレーザー加工した時の仕上がり
細かい部分もちぎれにくく簡単にはがせます。
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「水張り」のメリットとデメリット
水張りを行う際のメリットとデメリットについて、それぞれ解説します。
「水張り」のメリット
- 貼る、剥がすが簡単
- シワになりにくい
「水張り」のデメリット
- 濡れてもいい材料にしか使えない
- 加工時間が3分以上の加工には適さない
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まとめ
以上、木材をレーザーカットする時に煙の付着を軽減する新手法「水張り」のご紹介でした。
それぞれメリットとデメリットがあるので、材料や加工シーンに合わせて活用してみてください。
ご不明な点ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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会報誌「コムネットニュースレター vol.68」をブログ記事にしてお届けしています
※このブログ記事は、2021年6月にお客様に紙面でお届けした会報誌「コムネットニュースレター」vol.68に収録しているコンテンツをデジタル化してバックナンバーとして掲載しております。
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