レーザーカッター・レーザー加工機選びの無料相談を受け付けているコムネットのプロダクトサポートグループの藤田です。
木材を彫刻加工する際、焦げを軽減させる方法をご紹介します。
深い彫刻には、レーザーの出力を上げて加工しますが、あわせて焦げも強くつくのが難点です。
しかし、低いパワーで彫刻加工を繰り返すことで、焦げを軽減しながら深く彫刻加工できます。
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レーザーカッター・レーザー加工機の概要や基礎知識を知りたい方は、「レーザーカッター・レーザー加工機でできること」でまとめて学ぶことができます。ぜひ参考にしてください。
目次
MDFの彫刻加工で比較
MDFの彫刻加工を例に、1回加工とリピート加工の仕上がりを比較しました。
高いパワーで1回加工
高いパワーで彫刻加工した場合は、加工時間は短く済みますが、仕上がりは焦げやヤニが付着しています。
- SPEED:40
- POWER:90
- 加工時間:1分19秒
低いパワーでリピート加工(5回)
5回繰り返す分、加工時間はかかりますが、焦げやヤニは目立たない仕上がりになります。
- SPEED:90
- POWER:30
- 加工時間:4分5秒
後作業が必要な加工はリピート加工が◎
1回加工とリピート加工の比較です。
品質をシビアに求められない加工では1回加工でも十分ですが、品質を求められる加工はリピート加工の方が後作業の時間を短縮できます。
リピート加工の設定方法
GCCシリーズのレーザー加工機でのリピート加工の設定方法です。
ドライバの「repeat」項目にリピートする回数を入力するだけでリピート加工できます。
検証に使用した機種:レーザーカッター GCCシリーズ C180II(30W)
まとめ
以上、「リピート加工」のご紹介でした。
「レーザー加工道場」では、加工品質や効率がアップする情報を紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
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