レーザーカッター・レーザー加工機の無料コンサルティングを行っているコムネット 第5営業グループの藤田です。
今回は、レーザーカッターでよく製造されているアクリル製のネームプレートの制作工程で、レーザー加工後の「色入れ」の方法について詳しく解説させていただきます。
レーザーカッター・レーザー加工機の使い方や選び方をプロに聞きたい方へ。
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レーザー加工機・レーザーカッターの基本を知りたい方は、レーザー入門ガイドをご覧ください。
レーザーでできること、加工できる素材、導入されている業界などを体系立ててご紹介しています。
目次
1.色入れ用道具を用意します
- アクリル板
- 色入れ用塗料(ラッカー、アクリル塗料)
- 色入れ用の筆
- ヘラ(あると便利)
- アルコール
- ウエス(ティッシュ・新聞紙でも○)
2.レーザー彫刻加工
色を入れるので、少し深めに彫刻するのがポイントです。
3.筆で塗料を塗ります
筆で大まかに塗ります。はみ出ても後で拭き取るので問題ありません。
4.はみ出した塗料をヘラで取り除きます
ヘラがない場合は、このまま塗料が半乾きになるまで乾燥させます。
5.アルコールで塗料を拭き取ります
平らな板にウエスを巻きつけて、アルコールを染み込ませて塗料を拭き取ります。
加工物が小さい場合は、紙や新聞紙にアルコールを吹き付け、加工物の方を動かして表面を拭き取ると簡単です。
6.側面の塗料も拭き取りクリップを付けて完成
透明アクリルの色入れは?
彫刻部分が白っぽくなるので表から見たときにくすんだり、油性塗料を使うと、細かいヒビ(クラック)が入る場合があるのでご注意ください。
会報誌「コムネットニュースレター vol.55」をブログ記事にしてお届けしています
※このブログ記事は、2019年1月7日(月)にお客様に紙面でお届けした会報誌「コムネットニュースレター」vol.55(2019年新年号)に収録しているコンテンツをデジタル化してバックナンバーとして掲載しております。