第5営業グループの藤田です。
革製品のレーザー加工は、焼印のように名前やデザインを彫刻するのが一般的ですが、押し型を使ってひと味違った表現をしてみるのも、商品展開のひとつになります。
革用の押し型は、真鍮など金属製のものが多いですが、コストが高く、納期もかかり小ロットには向いていません。そこで今回は、アクリルをレーザー加工して押し型を作成してみましょう。
金属製のものに比べ耐久性は落ちますが、安くてカンタンにできるので、ぜひチャレンジしてみてください!!
1.準備するもの
- 布
- 丈夫な板(今回は8mm厚のアクリル)
- ブラシ
- 革
- 5mm厚のアクリル
※丈夫な板は、しっかり力を加えられるものなら何でもかまいません。
2.加工データの作成
押したいデザインのデータを左右反転して作成します。
3.レーザー彫刻
スタンプモードに設定し、3回彫りします。
参考数値 C180Ⅱ 30Wの場合
- SPEED:40
- POWER:80
- DPI:50~100
- Stamp mode:Pitch 0.5
4.レーザーカット
外形をカットします。
5.削りカスを除去します
アクリル表面に付着した削りカスをブラシで除去します。
6.革の表面を湿らせます
布に水を含ませ、革の表面を拭いて革を湿らせます。
※革の種類によっては、変色する素材もあるので事前にチェックしましょう。
7.押し型で押します
湿らせた革の上に、アクリル型をセットし、丈夫な板を乗せ上からグッと押します。
8.乾燥したら完成
今回作成したものは小さい文字で約2mmですので、細かい文字でも表現が可能です。
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コムネットオンラインショップ「CNマート」 レーザー彫刻用アクリル板
会報誌「コムネットニュースレター vol.56」をブログ記事にしてお届けしています
※このブログ記事は、2019年3月4日(月)にお客様に紙面でお届けした会報誌「コムネットニュースレター」vol.56(2019年3月号)に収録しているコンテンツをデジタル化してバックナンバーとして掲載しております。
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