第4営業グループの大西です。
今回は、レーザー加工機・レーザーカッターへ加工データを転送した時に発生するエラーの解除方法をお伝えします。
スクリプトエラーとは?
データが転送できない原因はいくつかありますが、今回はスクリプトエラーが発生した時の対処方法です。
弊社が取り扱っているGCC社製のレーザーカッターは、加工データを出力設定するソフトウェアとして、グラフィックソフトウェア「CorelDRAW(コーレルドロー)」を推奨しております。
CorelDRAW以外のソフトウェア(Adobe IllustratorやCADソフト)で作成したデータでも、レーザー出力は可能なのですが、IllustratorやCADソフトで作ったデータ(.aiや.dxfなど)は、簡単なアウトラインデータでも、作成する方によって独特な技法で作られる為、レーザーへのデータ転送の際にエラーが発生することがあります。
こちらがエラーが発生した時の印刷設定画面です。一度エラーが発生すると、印刷ボタンを押しても同様の画面が出て、加工データが送れなくなります。
エラーを解除するには、以下の手順が必要です。
1.レーザー加工機本体の電源を落とし、CorelDrawを終了させます。
2.「スタート」メニュー→「コントロールパネル」→「管理ツール」
(管理ツールが出ない場合は、右上の表示方法を「大きいアイコン」に変更してください。)
※コントロールパネルの場所はOSごとに異なります。
Windows7:画面左下の「スタート」メニュー→「コントロールパネル」
Windows8:画面左下の「スタート」ボタンを右クリック→「コントロールパネル」
Windows10:画面左下の「スタート」メニュー→「Windowsシステムツール」→「コントロールパネル」
3.「サービス」をクリックします。
4.「Print Spooler」→右クリックして「再開」または「再起動」をクリックします。
(アルファベット順で表示されています。)
以上で先ほどのエラーは解除されます。
このエラーが起きた時は、加工データが影響していることが多いので、CorelDRAWの「オブジェクトマネージャー」という機能を活用し、加工データを転送する前におかしな箇所がないか確認してください。
「オブジェクトマネージャー」の使用方法については、過去のブログ記事を参照ください。
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