レーザーカッター・レーザー加工機選びの無料相談を受け付けているコムネットのメンテナンスグループの奥崎です。
レーザー加工で欠かせないコンプレッサーには、「給油式」と「オイルフリー式」の2種類があり、レーザーカッター・レーザー加工機には「オイルフリー式」が適しています。
今回は、「オイルフリー式」が適している理由と「給油式」を使用した場合のデメリットを解説します。
レーザーカッター・レーザー加工機の使い方や選び方をプロに聞きたい方へ。
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目次
「給油式」コンプレッサーがレーザー加工に適さない理由
「給油式」コンプレッサーは、内部で潤滑油を使用しています。
「オイルフリー式」は、文字通り潤滑油を使用しない、もしくは潤滑油が圧縮室内に入らない構造になっています。
「給油式」は、吐き出される圧縮空気にオイルが含まれるため、レーザーヘッド内部からオイルが出てきたり、レンズにオイルが付着するため、加工品質の低下につながります。
オイル抜きフィルターで含まれるオイルを減らすこともできますが、すべて取り除くことはできないためレーザー加工機には適していません。
水滴が出る場合は「水抜きフィルター」を
「オイルフリー式」コンプレッサーでも、湿度が高い場合、ヘッド内部のレンズに水滴が付着したりヘッドノズルから水滴が出て材料が汚れてしまうことがあるので注意が必要です。
その場合は「水抜きフィルター」を設置することで水滴の発生を防ぐことができます。
よく水滴が出るなと感じる場合は「水抜きフィルター」の設置をご検討ください。
「水抜きフィルター」のご購入や詳細について
カスタマーサポートセンターへお問い合わせください。
水滴がついたレンズ
レーザーヘッドから水が吹き出て材料が汚れてしまうことも
水抜きフィルター(環境によってはモデルや容量が異なります)
以上、レーザー加工のコンプレッサーには「オイルフリー式」が適している理由と「給油式」を使用した場合のデメリットを解説しました。
ご不明な点ございましたら、お気軽にカスタマーサポートセンターまでお問い合わせください。
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会報誌「コムネットニュースレター vol.71」をブログ記事にしてお届けしています
※このブログ記事は、2022年3月にお客様に紙面でお届けした会報誌「コムネットニュースレター」vol.71に収録しているコンテンツをデジタル化してバックナンバーとして掲載しております。