～ 健康増進日の創設 ～
去る5月13日、弊社の富吉章一が他界しました。51歳の若さでした。
富吉は金曜日の会議中に、「気分が悪い。」と言って突然倒れこんでしまいました。
すぐに救急搬送されましたが、二度と目をあけることはありませんでした。
救急車の中では、脈拍や血圧の異常音が響き渡り、私は、何とか助かってくれと必死に祈るばかりでした。
死因は、くも膜下出血によるものでした。葬儀は、ご家族の希望で家族葬となりました。
お取引各位には、事後の報告となりますが、悪しからずご了承のほどお願い申し上げます。
故人は、数年ほど前にも心臓疾患で会社から緊急搬送されましたが、その際には幸いにも事なきを得ました。
今回も元気になって復帰するものと思っていましたが、その願いは叶いませんでした。
弊社では、一昨年の新社屋建設時に、喫煙者が多いこともあり、社屋内に喫煙室を設けました。
結果的に、それが仇になったことになります。
悔やんでも、悔やみきれないことではありますが、社員の健康を考え、喫煙室は、心を鬼にして設けなければ良かったと猛省しています。
今回のこともあり、今では、会社敷地内を全面禁煙として、今回のことを契機に禁煙した社員と、喫煙をしていない社員に対しては、「健康増進手当」を支給することにしました。
また、故人の命日を「健康増進日」として、毎年何らかの健康増進に関するイベントを行うことにしました。
このことをご家族に伝えたところ、涙を流して喜んで頂きました。少しばかりですが、故人の供養になったのではと思えました。
今後は、同様の悲しい出来事が起こらないよう、故人が命と引き換えに教えてくれたことを教訓とし、社内外に活かしていきたいと肝に銘じています。
会報誌「コムネットニュースレター vol.59」をブログ記事にしてお届けしています
※このブログ記事は、2019年9月にお客様に紙面でお届けした会報誌「コムネットニュースレター」vol.59に収録しているコンテンツをデジタル化してバックナンバーとして掲載しております。
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