慌しい期末を終え、漸く一息入れることができる時期となりました。
今月から第34期となり、また新たな期を迎えることができました。

前期の業績は、円安の勢いが止まらず、近年稀に見る減収減益を余儀なくされました。
しかしながら、どうにかこうにか、黒字で決算を終えることができました。
これも、取引先の皆様のご愛顧とご厚情の賜物と、心より御礼を申し上げます。

さて、私も65歳となり、あと数年の内には後継者へバトンタッチを行いたいと考えています。
ある方から、「事業承継は、陸上競技のリレーと同じで、バトンゾーンを設けて、その間にバトンタッチをすれば良いので、まずはバトンゾーンを設けなさい」と言われました。

確かに、後継者を指名して終わりではありません。先ずは、バトンゾーンを設けるところから始めれば良いということを知って、気持ちの整理ができ、かなり落ち着いた気がしています。
後継者不足が理由で、廃業をせざるを得ない会社も多いと言われています。
そんな中で、複数の後継者候補を得ているのは、ほんとうに幸運な境遇にあります。

今後は、出来る限り言動を控えめにして、後進に道を譲っていきたいものです。
果たして、容易にできるものか、かなり心配ではありますが…

会報誌「コムネットニュースレター vol.79」をブログ記事にしてお届けしています

※このブログ記事は、2024年4月上旬にお客様に紙面でお届けした会報誌「コムネットニュースレター」vol.79に収録しているコンテンツをデジタル化してバックナンバーとして掲載しております。

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