開発グループの水守です。
コムネットが開発販売している業務支援ソフト「SignJOBZ(サインジョブズ)」の導入のため、訪問したお客様にヒアリングを行っております。
最近商談をしていて気になったことがあり、少し調べてみたので今回はそのお話をしたいと思います。
それは中小製造業のITへの投資額はどれくらいが適正か?です。
弊社が開発販売している業務支援ソフト「SignJOBZ(サインジョブズ)」を導入した12社の事例集をダウンロード提供しております。
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ITへの投資額の実態は?
よくITの投資額は目安として「売上高の1%」とよく言われます。
では実際のところ、業界別や規模別ではどの様になってるでしょうか。
例えば年商1.5憶の会社の場合、理想の投資額は年間150万円となります。
2021年度の全業種の平均投資額は売上高の2%ですが、これは上位の企業の投資額が莫大で平均値を押し上げており、中央値(最も分布の多い値)では1%となっています。
多くの企業が理想的な投資を行っているように見て取れます。
ただし、業界別に見ると金融・保険業が他の業種の5倍の5%と他を圧倒しており、平均値を引き上げる形となっています。
このため、1%に達していない業種があり、それが建築・土木や卸小売業です。
中央値はそれぞれ0.55%と0.6%となっており理想の半分程度となっています。
・全業種の投資額(2021年度)
平均値:2%
中央値(最も分布の多い値):1%
・業界別の投資額(2021年度)
金融・保険業:5%
建築・土木:0.55%
卸小売業:0.6%
※全体では理想的な投資を行っているように見えるが、業界によって差がある。
中小製造業の場合の具体的な計算
これを先ほどの年商1.5憶円で計算すると、年間約83万円となります。
もう少し詳しく見ていくと、製造業の中小企業1名あたりの売上高は、平均年間約1400万円です。(大都市圏を除く)
年商1.5憶円だと従業員10人の規模となります。
ITツール(パソコン及びソフトウェア)の使用年数は概ね5年で計算するので、5年間のIT予算は約400万円(83万円×5年)です。
IT化のためのハード費用も含まれますので、営業や事務として半分の5名とした場合、パソコン1台20万円として100万円がハードウェアの予算です。
残り300万円を5年間のソフトウェア費用として考えると、年間60万円、月額で5万円となります。
ただし製造業全般でみると中央値は1%程度ですのでIT化の予算は倍の年間120万円・月額10万円となります。
皆様の会社のIT投資額は年商の何%でしょうか。
引用元:
一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)企業IT動向調査報告書 2022
経済産業省 商工業実態基本調査
SignJOBZは従業員10名の中小企業でも予算内で利用できます
弊社が提供しているSignJOBZ(サインジョブズ)は、従業員10名の企業様でも上記予算内でご利用いただけるプランをご用意しております。
SignJOBZの解説動画
システム導入でお悩み中のお客様へ、こちらの動画を通して
「サインジョブズを導入することでこうやって業務改善ができるんだ!」
というイメージを持っていただければ幸いです。
サインジョブズをご導入いただいているお客様にとっても、特徴を再認識していただくことで、快適な運用に繋げていただければと思います。
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