CO2レーザー加工機、CO2レーザーカッターとは？仕組み、できること、選び方をわかりやすく解説

レーザーカッター・レーザー加工機選びの無料相談を受け付けているコムネットです。

CO2レーザー加工機（炭酸ガスレーザー加工機）は、レーザー加工機のうちのひとつで、CO2（炭酸ガス）をもとにレーザーを発生させるレーザー加工機です。
このページでは、CO2レーザー加工機の特徴やできること、ほかのレーザー加工機との違いなどを解説します。

自分に合ったレーザー加工機の選び方をまとめたガイドブック「レーザー加工機選び方ガイド」を無料でダウンロードいただけます。「レーザー加工機を選ぶ時のチェックリスト」も付録しているので、ぜひご活用ください。

CO2レーザー加工機の概要と仕組み
CO2レーザー加工機でできること
- レーザーカット（レーザー切断・レーザー裁断）
- レーザー彫刻（レーザー刻印・レーザーマーキング）
CO2レーザー加工機で加工できる材料、素材
CO2レーザー加工機を導入するメリット
CO2レーザー加工機・CO2レーザーカッターの選び方
【コムネット】20年以上に渡って「業務用CO2レーザー加工機」の販売台数・売上金額No.1
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CO2レーザー加工機の概要と仕組み

まずはレーザー加工機・レーザーカッターについて簡単に解説します。
レーザー加工機は、レーザー光線を照射して材料を加工するデジタル工作機械です。

グラフィックソフトやCADソフトで作成した加工データをもとに、自由度の高い加工ができるのが特徴です。
従来の工作機械に比べ、操作方法が簡単で安全性が高く、対応する素材が幅広いことから、製造業、ものづくり業界を中心にさまざまな業界に活用されています。

レーザー加工機、レーザーカッターとは？

【保存版】レーザー加工機・レーザーカッターとは？種類・価格・選び方をわかりやすく解説

レーザー加工機、レーザーカッターをとにかくわかりやすく解説！レーザー彫刻機、レーザー刻印機、レーザーマーカーとの違いや、レーザー加工機の種類、価格、選び方までしっかり理解できます。

CO2レーザー加工機（炭酸ガスレーザー加工機）とは

CO2レーザー加工機は、CO2（炭酸ガス）をもとにレーザーを発生させるレーザー加工機です。
炭酸ガスレーザー加工機、CO2レーザーカッターとも呼ばれています。

レーザーの生成方法には数種類あり、どの生成方法なのか分かりやすくするため、CO2レーザー加工機と呼ばれています。
CO2レーザーのほかには、ファイバーレーザー、YAGレーザー、UVレーザーなどがあります。
そのなかでも最も普及しているのがCO2レーザー加工機です。

レーザーの生成方法によって異なるレーザー加工機の種類

CO2レーザー加工機（炭酸ガスレーザー）
ファイバーレーザー加工機
YAGレーザー加工機
UVレーザー加工機

CO2レーザー加工機の仕組み

CO2レーザー加工機の仕組み、レーザーが照射されるまでの流れを解説します。

CO2レーザー加工機は、まず「発振管」という装置でレーザー光が生成されます。
この発振管に、媒体となる炭酸ガス（CO2）が封入されているため、CO2レーザー加工機と呼ばれています。

発振管で炭酸ガスをもとに生成されたレーザー光をミラーで反射、集光することで、指定の位置へレーザーを照射することができます。

レーザー光の生成から照射までの流れ

レーザー光の生成（発振管）
レーザー光の集光
レーザーの強さ・位置を指定
レーザーを照射

ファイバーレーザー加工機との違い

CO2レーザー加工機と並び広く導入されていて、よく比較されるファイバーレーザー加工機との違いを解説します。

CO2レーザー加工機とファイバーレーザー加工機の一番の違いは、「金属を加工できるかどうか」です。
金属以外の材料をメインに加工するならCO2レーザー加工機、金属を加工するならファイバーレーザー加工機が適しています。

CO2レーザー加工機でも金属加工はできますが、高出力で大型のレーザー加工機が必要になり、加工できる金属の種類も限られます。
ファイバーレーザー加工機の方が、加工速度が速くランニングコストが低く抑えられるので、金属加工に適しています。

CO2レーザー加工機でできること

CO2レーザー加工機、CO2レーザーカッターができること、加工方法について解説します。
CO2レーザー加工機は、レーザー加工でできることと大きく変わりません。

レーザー加工は、大きく「切る加工」と「彫る加工」の2つに分けられます。それぞれの加工方法と活用シーンを紹介します。

レーザーカット（レーザー切断・レーザー裁断）

レーザーカットは、材料をレーザー光線によって切断する加工です。
他の工作機械に比べるとカット断面がなめらかで、複雑な形状をカットできるのが特徴です。

レーザーカットの加工用途、活用シーン

材料の切断、切り出し
穴あけ
ハーフカット（キスカット）
ミシン目カット

レーザーカットについては、下記のページでより詳しく解説しています。

レーザーカットとは？

レーザーカット、レーザー切断とは？基本的な仕組み、材料、メリットを解説

レーザーカット、レーザー切断は、レーザー光で材料を切断、裁断、穴あけを行うレーザー加工方法のひとつです。レーザーカットの概要や仕組み、カットできる素材の厚みや加工内容、導入するメリットなどを解説しています。

レーザー彫刻（レーザー刻印・レーザーマーキング）

レーザー彫刻は、レーザー光線によって材料の表面を彫刻する加工です。
レーザー光線で材料を削って、文字や数字、デザインを彫刻することが多いですが、表面の塗装だけを剥がすといった加工もあります。

レーザー彫刻の加工用途、活用シーン

名入れ
ロゴ入れ
印字
マーキング
ナンバリング
デザイン彫刻
表面の塗装剥離
写真彫刻

レーザー彫刻については、下記のページでより詳しく解説しています。

レーザー彫刻とは？

レーザー彫刻、レーザーマーキングとは？基本的な仕組み、メリット、活用例を解説

レーザー彫刻、レーザーマーキングは、レーザー光線によって材料を彫刻する加工です。レーザー加工機の導入を考えている方のために、レーザー彫刻の仕組み、彫刻できる材料、活用例、レーザー彫刻のメリット、デメリットについて解説します。

レーザー加工の概要については、下記のページで詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。

レーザー加工とは？

レーザー加工とは？仕組み・原理・種類・活用方法など基礎知識を解説

レーザー加工とは、レーザー光を材料に照射して加工を行う方法です。レーザー加工には、レーザーカット・レーザー切断・レーザー彫刻・レーザーマーキングがあります。レーザー加工の概要や仕組み、加工できる素材や加工内容、導入するメリットなどを解説しています。

CO2レーザー加工機で加工できる材料、素材

CO2レーザー加工機で加工できる材料、素材について解説します。
CO2レーザー加工機は、とくに幅広い材料に対応しているのが特徴で、導入数が多い理由のひとつです。

ただし、塩化ビニルを含む材料、金属加工や反射率の高い材料は加工できません。

CO2レーザー加工機・CO2レーザーカッターで加工できる材料、素材

アクリル樹脂
木材・木製品
紙・ペーパー
布地・繊維・テキスタイル
革・皮革・レザー
プラスチック・樹脂・フィルム
石材

CO2レーザー加工機・CO2レーザーカッターで加工できない材料、素材

塩化ビニル（塩ビ）を含む材料
人体に有害な煙が発生する材料
金属（高い出力が必要）
反射率が高い金属

レーザー加工ができる素材・材料については、下記のページでより詳しく解説しています。
レーザー加工ができる素材・材料の記事まとめ

アクリルのレーザー加工に関する基礎知識

アクリル樹脂｜レーザー加工ができる材料・素材

アクリル樹脂のレーザー加工に関して解説しています。アクリル加工にレーザーを検討されている方に向けて、加工の種類、レーザー加工に適したアクリル、レーザーで加工するメリット、レーザーが活用されているアクリル製品などを徹底解説しています。

木材・木製品のレーザー加工に関する基礎知識

木材・木製品｜レーザー加工ができる材料・素材

木材・木製品のレーザー加工に関して解説しています。木材・木製品の加工にレーザーを検討されている方に向けて、加工の種類、レーザー加工に適した木材、レーザーで加工するメリット、レーザーが活用されている木製品などを徹底解説しています。

紙のレーザー加工に関する基礎知識

紙・ペーパー｜レーザー加工ができる材料・素材

紙・ペーパーのレーザー加工に関して解説しています。紙加工にレーザーを検討されている方に向けて、加工の種類、レーザー加工に適した紙、レーザーで加工するメリット、レーザーが活用されている紙製品・ペーパーアイテムなどを徹底解説しています。

CO2レーザー加工機を導入するメリット

レーザー加工機・レーザーカッターを導入すると、どのようなメリットがあるのでしょうか？
代表的なメリットとして、下記のような点があげられます。
おもにものづくり・製造業の生産性向上につながる設備として活躍しています。

レーザー加工機・レーザーカッターを導入するメリット

生産性が向上する
加工品質が向上する
加工作業の安全性が高まる
売上がアップする
コストを削減できる
他社との差別化
付加価値を高める
少量多品種生産（小ロット多品種）に対応できる

レーザー加工機・レーザーカッターを導入するメリットは、下記のページで詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。

レーザーカッター・レーザー加工機を導入するメリットとは？

レーザー加工の導入効果｜レーザー加工とは

レーザーカッター・レーザー加工機を導入するメリット・導入効果を解説しています。生産性向上、売上拡大、コスト削減、業務効率化、顧客満足度の向上、差別化など、企業の利益拡大につながる多くのメリット・利点があります。

レーザー加工機、レーザーカッターの導入が売上アップにつながる理由とは？

売上アップ｜レーザー加工機・レーザーカッターが解決できる課題

レーザー加工機・レーザーカッターの導入は、生産数の増加、新規事業、商品開発、多品種少量生産などが推し進められ、売上アップにつながります。「事業の売上」に課題を感じられている方に向けて、レーザー加工機の導入が売上アップにつながる理由を解説します。

レーザー加工機、レーザーカッターで削減できるコストとは？

コスト削減｜レーザー加工機・レーザーカッターが解決できる課題

レーザー加工機・レーザーカッターの導入によって削減できるコストについて解説します。おもに外注費（内製化）、人件費（省人化）、材料費（材料のロスを軽減）、時間、刃型・抜き型のコストが挙げられます。「コスト削減」「コストカット」「コストダウン」に課題を感じられている方はぜひご覧ください。

CO2レーザー加工機・CO2レーザーカッターの選び方

さまざまなタイプのレーザー加工機・レーザーカッターが販売されていると、「どれを選べばよいかわからない」と感じる方もいらっしゃると思います。そこで、数あるレーザー加工機のなかから、自分に合ったレーザーの選び方について解説します。

加工したい材料から選ぶ【なにを加工したいか？】

具体的に加工したいものは決まっていますか？
材料の「種類」、「サイズ」、「厚み」の3つのポイントで見ることで、どのタイプのレーザー加工機が合っているかが、ある程度絞られます。

加工内容から選ぶ【どのように加工したいか？】

材料をどのように加工したいですか？
やりたい加工は、レーザーカットか？レーザー彫刻か？
また、加工品質は精度や精密さを求めるのか？速さを求めるのか？といったポイントから、どのレーザー加工機が合っているかが、ある程度絞られます。

生産量から選ぶ【どのくらい加工したいか？】

どのくらいの生産量が必要ですか？
生産量が求められない用途では、小型～中型のレーザー加工機で十分ですが、一定の生産量が求められる場合は、中型または大型レーザー加工機の検討が必要になってきます。

レーザー加工機・レーザーカッターの選び方については、下記のページで詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。

失敗しないレーザーの選び方を詳しく解説

【早わかり】失敗しないレーザー加工機・レーザーカッターの選び方。導入する時の注意点

【無料ガイド配布中】レーザー加工機・レーザーカッターの導入を考えているけれど、「どれを選べばよいかわからない！」という方のために、自分に合った失敗しないレーザー加工機の選び方、導入する時に注意するポイントを解説しています。

【コムネット】20年以上に渡って「業務用CO2レーザー加工機」の販売台数・売上金額No.1

コムネットでは、CO2レーザー加工機をはじめ、幅広い種類のレーザー加工機を取り扱っていますが、なかでも「業務用CO2レーザー加工機」で20年以上に渡り「販売台数・売上金額No.1」という販売実績を誇ります。
レーザー加工機の導入をご検討される際は、ぜひコムネットにご相談ください。

レーザー業界の専門誌「2023/2024 ジャパンレーザワールド&トレンド」引用：レーザーメーカー別販売実績表

※レーザー業界の専門誌「2023/2024 ジャパンレーザワールド&トレンド」掲載

レーザー加工機の国内販売で堂々の第1位の実績

【23年連続No.1を達成】レーザー加工機の国内販売で堂々の第1位の実績

コムネット株式会社は、レーザー業界の専門誌「2023/2024ジャパンレーザワールド＆トレンド」が発行する業務用CO2レーザー加工機の市場調査レポート「メーカー別販売実績レポート」において、今年も販売台数No.1の実績を獲得いたしました。業界トータル販売数の約45％のシェアを獲得し、年間販売台数・売上金額も業界内で23年連続で堂々の第1位の実績を誇ります。

あなたに最適なレーザーカッター・レーザー加工機をご提案します

具体的にレーザー加工機の導入を検討したい、一度話を聞いてみたいという方は、ぜひレーザーカッター選びの無料相談にお申し込みください。日本国内で業務用レーザーカッターを20年間販売してきた実績を活かし、あなたに最適なレーザーカッターをご提案させていただきます。

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