レーザーカッターを使用する上で必ず発生するコスト。
買った後で予定していなかったコストが発生! レーザー加工機を使えば使うほど赤字が・・・
そんな事態を防ぐために確認しておきたいポイントを紹介
レーザー本体以外に必ず必要な周辺機器に、コンプレッサー、消臭機(集塵機)、排気装置などがあります。
加工素材、設置環境により周辺機器の価格は大きく変動し、オプション費用としてイニシャルコストに影響します。
例えば、煙が多く発生するMDFをオフィス内で加工する場合、消臭機の性能も高性能な物が必要になります。
もちろん消臭能力の高い物は、フィルター・活性炭等の消耗品も発生します。
消臭機の選択を間違えると、ご近所トラブルの原因にも…
「レーザービームはいつか出なくなる」
レーザーのメイン装置であるレーザー発振管(レーザーチューブ)は、永久的に使用できるものではなく、これはどのレーザー加工機メーカーのレーザーカッターにも共通です。
ですので、長く使い続けるにはレーザー発振管の交換、チャージが必要なことを事前に把握しておきましょう。
この他にも代表的な消耗品はレンズ、ミラー、駆動系のローラー、ベルト等です。
各レーザーカッター用部品の交換頻度、交換した場合の価格等も事前に確認しておきましょう。
レーザーカッターは熱を発生させる機械なので、安全上使用中は必ず人が近くにいる必要があります。
ですので、当然人件費が発生します。
加工速度はもちろんですが、加工開始までのセットアップがどれだけ簡単に早く行えるかの時間も大事なポイントです。
例えばパートさんでも扱えるのか、慣れた社員さんでしか使えないのかで年間の人件費のコストは大きく変わります。
レーザー加工までにどのような手順が必要なのかも購入前によく確認しましょう