高さ(焦点)調整方法
高さ(焦点)が合わないと、カットや彫刻の際にうまくできないこともあります。
レーザーの線が太くなるため、カットの抜けが悪くなり、彫刻はぼやけてしまう仕上がりになるので、オートフォーカスの高さの調整をしましょう。
※わざと高さをずらす加工方法もあります。
オートフォーカスの高さ調整方法
まず、レーザー加工機のマニュアルピン挿し方をご確認ください。
★ヘッドの左にマニュアルピンを挿すタイプ(オートフォーカスピンはそのままで可能)
★オートフォーカスピンを外して、マニュアルピンを挿すタイプ
1.電源をつけた状態で、マニュアルピンをヘッドに挿入します。(この時、オートフォーカスピンの取り外しが必要な機種は取り外してください)ハニカムを使用される場合は、ピンの下に適当な材料を敷きます。
2.テーブルを上下させて、マニュアルピン先端がテーブルあるいは敷いた材料の表面にちょうど当たる高さにします。
3.マニュアルピンを抜いてください。 (「1.」でピンを外した機種は、ピンを元に戻してください。)
4.コントロールパネルより、「Function」あるいは「Menu」を選択します。(機種により異なります)
ミラーレンズの挿入箇所を間違えないように、取り外す前に写真などを残してください。
5.十字キーの上下で「Machine Setting」を選択しEnterを押します。
6.字キーの上下で「Tune auto-focus」を選択しEnterを押します。
7.高さや材料の位置を変えずにそのまま「Save」(機種により「Enter」の場合もあります)を選択します。すると一度オートフォーカスが行われます。
これでオートフォーカスの高さとマニュアルピンの高さが等しくなります。